飯田 基晴

飯田 基晴(監督)

1973年生まれ。95年、原一男監督の「CINEMA」塾に参加。98年からフリーで映像制作をおこなう。

監督と一人の猫好きのおばあさんとの出会いから映画は始まった。
自分の年齢を考え、もう猫の世話ができないと考えた彼女は、
「大人も子供も動物を大切に思ってもらえるような映画を作ってほしい。」と持ちかけた。
そこから犬と猫をめぐる旅が始まる。
行政施設の犬猫の処分の現状、人間に捨てられた犬猫の命を救う愛護団体。
猫の避妊去勢手術を続ける獣医たち。
お年玉をつぎ込んで捨てられた子犬の世話をする小学生たち。
不幸な命を生み出す人間のエゴが浮き彫りにされる中、
多くの犬猫のあどけない姿と、懸命に命を救おうと奮闘する人々の姿から、
ささやかな希望が生まれる。

公式HP:http://www.inunekoningen.com

【予告編】 犬と猫と人間と