阪神大震災 再生の日々を生きる(156分) 監督:青池 憲司

阪神大震災 再生の日々を生きる(156分) 監督:青池 憲司

1995年1月17日未明、兵庫県南部地方を襲った大震災は、都市を直撃した自然災害として関東大震災以来の被害をもたらした。神戸市長田区野田北部地区も家屋の3割が全焼、7割が全半壊、死者41人という大きな被害を受けた。

この地域では、震災前から住民が自主的に住環境の改善に取り組んできた「野田北部まちづくり協議会」があり、震災直後から復興対策本部を立ち上げ、被災者の生活再建とコミュニティの再生を模索しながら、住民が主体となったまちづくりを進めた。

震災直後から1999年4月まで4年3ヶ月にわたり、住民たちが災害に強いまちづくりをめざして話し合いを重ね、コミュニティが再建していくプロセスを記録した長編ドキュメンタリー。

青池 憲司(監督)

青池 憲司(監督)

1941年生れ。映画監督。主な作品『日本幻野祭三里塚』『合戦』(東京都教育映画祭金賞)『ベンポスタ・子ども共和国』(日本カトリック映画賞)『琵琶法師 山鹿良之』(毎日映画コンクール・記録文化映画賞、文化庁優秀映画作品賞)【阪神大震災関連作品】記憶のための連作『野田北部・鷹取の人びと』(山形国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品、日本建築学会文化賞(2002年))『阪神大震災 再生の日々を生きる』(台湾国際ドキュメンタリー映画祭正式招待作品)【東日本大震災関連作品】『3月11日を生きて〜石巻・門脇小・人びと・ことば〜』『津波のあとの時間割〜石巻・門脇小・1年の記録』