こどもの時間(105分)監督:野中 真理子

こどもの時間(105分)監督:野中 真理子

「こどもの時間」に登場するこどもたちは、埼玉県桶川市にある「いなほ保育園」に通っている。こどもたちは0歳から6歳の友達およそ100人と、およそ30人の大人と、山羊や馬と、火や水や土とともに生きている。彼らと6年あまり向き合って、映画が出来上がった。

いなほ保育園は1981年に誕生した。最初は小さな園庭から出発し、その後、子どもたちが存分に走れる約4000坪の土地を借り、園舎を築き、今日に至っている。 冬のこどもは、大きな焚火で心と体をあたため、その火から食べ物や多くの喜びを得る。夏のこどもは、水と遊ぶ喜びで満たされる。

「人生のはじまりの時間」を見つめたキッズ・ストーリー。

野中 真理子(監督)

野中 真理子(監督)

東京生まれ。テレビ番組制作会社テレコム・スタッフ入社。ディレクターとしてテレビ番組の企画、撮影、編集、ナレーション書きに明け暮れる。9年後、フリーランスとなり活動の場を広げ、多数のドキュメンタリー番組をつくり続ける。
2001年 映画「こどもの時間」(監督・脚本・編集)を完成させる。
2004年 映画「トントンギコギコ図工の時間」(監督・脚本・編集・制作)を完成させる。
サラリーマンの夫と一男一女と盲目のトラ猫と東京・三鷹暮らし。